2013年11月25日月曜日

「知っている」の本当の意味





















「それ知ってる!」
「どうやって知ったの?」

と聞くと、

インターネットに載っていたから。

テレビで見たから。

聞いたことがあるから。

という答えを最近よく聞く気がします。


私は、これは知っているとは言わないと思います。
誰かの知識や、誰かの話は、誰かのものでしかないから。


情報を収集して、知識が豊富になると、知った気になります。
この、“その気になる”ということが、一番怖いことだと思うのです。


その場所に行き、自分の目で見て心で感じる。
実際にやってみて、自分の体で感じる。
これで初めて「知っている」と言えるのだと思います。


だから私は、いつも好奇心を持って、
見たいと思うもの、知りたいと思うことは、
自分の足を使って、その場に行き、
 五感すべてで感じます。


そして、この積み重ねが、その人の感性を創り上げていく、
とても大切なことなんだと思っています。


近藤崇


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