2013年10月10日木曜日

「そして父になる」


偶然にも、私がこのブログを
担当することが決まる前日に、
映画「そして父になる」を観てきました。




私が映画館で映画を観るのは、なんと10年ぶりです。
仕事と、子育てと、何かの用事で、
この10年間はゆっくりと映画を観る時間がありませんでした。


映画を楽しみにしている方もいらっしゃると思うので、
ストーリーについては細かく触れませんが、とにかく良かったです。

10年ぶりに観た映画で、涙が止まらなくなりました。
映画を観て涙を流すというのも、私としては人生で初めてでした。

いままでに観た感動的な映画も、涙をぐっと我慢してきましたが、
今回ばかりは我慢なりませんでした。
映画が終わった後も、30分くらい涙が止まりませんでした。
歩きながら、鼻をヒクヒクさせていました。

そして、
なにが偶然なのかというと、
この映画は、簡単に言うと英才教育による子育ての失敗がテーマなのです。

「天才を育てる」ことをテーマにこのブログを書かせていただきますが
親父としての子育ての失敗と、その反対側を映画で学ばせていただきました。

子供にとっての、幸不幸が描かれていました。

頭がいいだけの不幸な人は五万といます。
私の知人に、東大とアメリカのなんとか大学の大学院と
中国のなんとか大学大学院を卒業して、
大企業でサラリーマンをしている人がいます。

エリートな彼は、
雑草を食べながら好き勝手に生きている私の暮らしを、
羨ましいと言っています。
(嫌味で言っていません。本音です。)

天才を育てるということは、
不幸になる人間を育てる。
のではなく、
とてつもなくハッピーになる人間を育てる。
という方向を向いてなくてはならないと思いました。



次回は、
いまの時代の子供の置かれている環境について
書いて行きたいと思います。

近藤崇

画像はお借りしました。



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